腸活リンゴ

 

 

 

 

リンゴのおやつ

今回は「わんおやつ」を作りましょう。

 

シナモン家わんずたちのゴハンのメインは、朝晩の２回。

おやつタイムは、朝ゴハン晩ゴハンの間に１回、お散歩の途中でクッキー、就寝前のヨーグルト、というルーティーンが基本パターン。

朝晩ゴハンの間のおやつは、おやつタイムのなかでもメインおやつの位置付けなので、なるべくわんずたちに色んな素材の味を楽しんでもらいたいと考えています。

 

ただ、そこはほら、めんどくさがりのわたしのこと。

なるべく手間をかけずに簡単に、というポリシーはいつ如何なる場合においても変わりません。

＆「自分もお味見できるおやつ」は、わんずキッチン福利厚生サービスの最低条件です。

 

材料はこちらを用意しました。

・リンゴ
・パイナップル（冷凍）
・にんじん（すりおろし）
・レモン汁
・粉寒天

・水

 

この材料で

「ペンパイナッポーアッポーにんじん寒天ゼリー、レモン風味」

を作ります。名前長いな。

 

シナモン家では、スーパーの各種冷凍カットフルーツを冷凍庫に常備しています。

冷凍のカットフルーツは、思い立ったときに好きな種類のフルーツを「わんおやつ」にも「人のおやつ」にも使えて重宝してます。

例えば生のパイナッポーなんか買って来ても絶対食べきれないし、悪くなっちゃうからと、食べたくもないのに無理やり食べるのも嫌だし。

冷凍のカットフルーツ、本当にお便利。

 

作り方は簡単。

 

にんじんだけ先にすり下ろしておき、

アッポーと冷凍パイナッポーを適度にカットし、お水を加えてハンドブレンダーでジュース状にします。

冷凍パイナッポーはカチカチすぎるので、使う１時間ほど前に冷凍庫から出しておくと良いでしょう。

下準備おわり。

 

あとはお鍋に、このフルーツジュースと、すりおろしにんじんを投入し、最後に粉寒天を入れて火にかけるだけ。

よく混ぜながら沸騰させます。

沸騰してきたら、弱火で１～２分そのまま混ぜ続け煮込みます。

仕上げにレモン汁を少々回し入れたら、はい完成！

 

熱いうちに耐熱のタッパーに移しかえて、そのまま常温で冷まします。

 

いい匂い～♪
美味しそう～♪
このまま飲みたくなる～♪

 

 

しばらくすると固まるので、固まったら冷蔵庫へ。

適度に冷えたら食べごろですよ。

 

寒天は弾力があるので、わんこにあげるときには喉に詰まらせないよう、細かくカットしましょう。

トッピングで粉パセリを振りかけてみました。

 

3、４日は無くならないので、わんずたちには色々トッピングを変えて味を楽しんでもらいます。

もちろん、わたしのおやつのヨーグルトや大好物フルーチェに混ぜても美味しい！

 

【モノローグ】
飽和マスク

 

去年の今日あたりはとにかく無かった。

何が無いって、それはもう

トイレットペーパー、キッチンペーパー、除菌シート、除菌スプレー、塩素系洗剤、ハンドソープ、ゴム手袋、メガネの曇り止め、

どさくさに紛れて、わんこのトイレシートまでスッカラカン。

いったい何が起こった！？

いや、いくらボヤっと生きてるわたしでも、未知のウイルスがいよいよ日本上陸か！のニュースチェックくらいはしていたけれど、

いったい何が？というこの場合の「何」とは、普段なら売るほど余っている（余ってるから売っているわけではないだろうが）上に挙げた生活衛生品のあれこれが、ある日を境に一気に店頭から無くなるって「何？」という疑問です。

 

のちのち、それは不安を煽る故意的な噂だったことが分かったし、

その噂が人から人へ文明の電波に乗って日本中をかけめぐったことで、誰もが血相変えて我先にストックを抱えようと走り回った結果、日本中の衛生商品がなくなったという…

人間という卑しくも残念な生物の正体見たり！みたいな気がして、病気そのものへの不安もさることながら、なんとも言えない気持ちになったものです。

ああ、次に生まれてくるときは、人間じゃなくてコキンメフクロウか、ぺんぺん草がいいなあ。

じっと動かず、日がないちにち木にとまってるとか、何も考えず、道端で風に吹かれてひたすらユラユラしてるとか…。

 

うーん、さほど今と変わらない。

 

なかでもまったくに手に入らなくなったのがマスク。

他のものは無ければ無いで、代用品でなんとかするなり、一時の不便と割り切って生活することが出来なくはないけれど、

トイレットペーパーとマスクに関しては、代用品と言ってもねえ。

同じ紙でも買い置きのコピー用紙を使うわけにもいかず、防寒用の目出し帽なんか被ったら、感染しずらいけど、逮捕されやすいかも知れないし。

 

さすがの我が家も、当時この２点の確保にはほとほと苦労しました。

トイレットペーパーは仕方がないので、休日の度に夫に早起きしてもらって、ドラッグストアの開店前の列に並んで、１パック８ロール入り（おひとり様１点まで）を買ってきてもらいました。

わたしはコキンメフクロウなので、家でじっとして動きません。

マスクはすでに並んでも手に入らないような状態で、ネットショップでは唯一、５０枚入り３万５０００円、送料は別で１万５０００円、肝心の到着時期は未定という、いろんな観点から破格の中国製マスクがありましたが、買った人いるんだろうか？

 

でも、手持ちの白マスクももう残り少なくなっているし、もはや手に入る気配も一切ないし、はて困った。

ちなみにアベノマスクとかいうミクロサイズマスクが我が家に投函されてきたのは、もっとずっと後のことで、市場にもうマスクが出回りはじめていた頃でした。

 

そこでです。

 

無いなら自分でマスクを作ろうじゃないか！
いたって簡単なことさ。

と思い立ち、おもむろにキッチンへ向かうと、あっという間にマスクを完成させることができたのです。

それがこちら。

 

わたしはノッポさんか！

でもネタではありません。

わたしが生まれて初めて作った手作りマスクです。

一応、形状は、呼吸もし易い３Dマスクとなっております。

 

YouTubeでマスク代用品を検索したら、コーヒーのフィルターと、不織布のだしパックと輪ゴムとホチキスで立派なマスクが出来る、と紹介されていたので、それに従って作りました。

どうです、これ。立派なマスクじゃありませんか！

 

これを装着すると、顔にくちばしが付いた風貌になるので、本当にコキンメフクロウになれる気がします。

わたしはいいと思ったのですが、夫が「これで仕事には行けない」と言うので、まあそうかもな、と思い直して更にYouTubeでマスクの作り方を探してみることにしました。

 

しかし、肝心なことを忘れていました。

 

裁縫が不得意。

もちろんミシンも持っていない。

 

うちは子どもがいませんから、幼稚園バッグにおなまえ刺繍を施したり、マイ雑巾を縫って持たせたり、運動会のゼッケン縫い付けたり、という作業に無縁。

もうシニアに身体半分突っ込んでるようなこのタイミングで、まさかの裁縫大人チャレンジ？

 

しかし、どこにもマスクがない現状、背に腹はかえられぬ。

どこかのどなたかが手縫いで簡単にマスクを作る方法をYouTubeにアップされているのを見ながら、必死でマネすることに。

材料の柔らかい布とマスク裏地のガーゼ、マスク紐はネットショップで良さそうなものがいろいろ売っていて、注文したら翌日届きました。

針とか糸とか糸切りハサミとか裁縫道具一式は１００均で売っていました。
（持ってなかったのかい、と言わないで。）

 

材料一式が揃ったので、さっそく手縫いで手作りマスク五十の手習いチャレンジです。

がんばるぞ！

ここでもうひとつ、大事なことを忘れていました。

 

性格が凝り性。

 

だって、２人暮らしの家に布マスクこんなに要ります？

 

 

最初は１枚作るのに３時間くらいかかったのですが、だんだん慣れてきてコツをつかむと１時間で作れるように。

そのうち、可愛い柄のタオルを買い増して、鼻と顎に当たる布の角度をちょっと工夫したりして、寝る間も惜しんで昼夜問わずマスク作りに没頭するようになりました。

無言でひたすらマスクをチクチク縫う姿がこわいとも言われました。

 

なんとでも言うがいいさ。
マスクを縫うわたしの手は、もう止まらない。

縫うと仕上がる！また縫うと仕上がる！
終わりのない制作作業に、わたしのアドレナリンは全開！！

もはや不足マスクを補うためではなく、マスクを仕上げること自体がわたしの目的であり、悦びであり、生きがいと言ってもいい。

 

…それから程なく、またマスクは巷に戻ってきて山積みされるようになりました。

以前より、質もデザインもより高性能高機能だし、種類も豊富になった気がします。

今日立ち寄ったドラッグストアでは、２０枚入りの中国製マスクが、たったの２９８円で売られていました。

 

街で布マスクしている人もほとんど見かけなくなりましたね。。。

 

ま、そのうちいつか　出番もあるさ。

 

 

 

スポンサーリンク

Dr.キッチン講座　リンゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク