鶏の手羽元ゴハン・カツオゴハン
さあ、今日もシナモン家わんずたちの朝、晩2回のゴハンを3日分、ちゃちゃっと作っていきますよ。
ブログをはじめて、早くも1か月が経過しました。
我が家のわんずたちの、いつものゴハンをさくっと写真に撮って、レシピを載せたらソッコーアップ!というブログを作ろう、と思って始めたものの…。
ブログって、けっこう手間と時間を要する作業なんだと痛感しております。
ジャンル問わずですが、濃くて面白い内容のブログを、定期的に継続更新している世の名ブロガーの方々ってすごい努力してるんだな、
と、つくづく思う次第です。
しかしこんなブログでも、応援してやろうと思ってくださる奇特な方々のお陰で、少しづつアクセスも増えてきました。
Googleさんにも、広告まで載せてもらえるようになりました。
ありがたいことです。
そもそもの大前提のところで、ブログの土台作りにずいぶん時間がかかってしまったので、
その間に撮りためていたわんゴハンのレシピ中心に、これまでアップしてきましたが、
ここへ来て、ようやく現時点レシピに追いついてきました。
そろそろわんゴハンのストック写真がないので、この先は、もしかしたらブログの更新が遅くなることもあるかもしれませんが、引き続き応援してくださると嬉しいです。
今回のわんゴハンは、本日調理の出来立てほやほや!
メイン素材はこちら。

「鶏肉の手羽元」と「カツオの刺身」です。
どちらも我が家の定番わんゴハン。
いつも多めに買ってきて、わんずたちと食材をシェアしています。
本日の人ゴハンのメニューも、前菜にはカツオの刺身でクイッと一杯、ごはんのおかずには鶏唐揚げをかぶり。
わんずと人とでお味見をし合えるところが手作りゴハンの良いところ。
みたいな会話が成立するわけですよ。
…するかな?
まずは、鶏手羽元を茹でて骨と身に分けるのですが、目的は分けた身の方だけではありません。
手羽元からは、美味しいチキンスープがとれちゃいます。
身を剥いだ骨からも濃いエキスが染み出します。
鶏手羽さんの美味しいところを余すところなく使って、わんずたちに喜んでもらいましょう。

まずは、弱火でグツグツ茹でる。
人用と違って、下ごしらえも何も要りません。
ひたすらお水を加熱して茹でる。
あとでスープを使いますから、お水は多めにひたひたで。

灰汁が気になったら都度取り除いてくださいね。
表面が白くなったらもう大丈夫。
半生くらいでも、あとでまた野菜と一緒に煮込みますから問題ありません。
わたしの好みがウェルダンなので、我が家では何でもけっこう火を通しちゃいますが。
ただ、弱火で長く煮込んだ方が、チキンスープが美味しく出来上がります♪

鶏手羽元を煮込んだあとのチキンスープの原型ですね。
このままだと、味は美味しいけど、灰汁が浮きまくっているので、もうひと手間かけて黄金のチキンスープをちゃちゃっと作っておきましょう。
用意するのは、耐熱用のボウル(中サイズ)と、濾すためのアミアミのボウル(大サイズ)と、キッチンペーパー数枚。

こんな感じで、鶏を煮込んだスープをキッチンペーパー越しに何回かに分けて注ぐと、すぐに黄金の手作りチキンスープの出来上がり!

あらかじめ多めの水で煮込むと、自家製チキンスープがたくさん出来上がりますから、
我が家ではこのように、すぐ使う用とあとで使う用に分けます。
すぐ使わない用は、氷を作るアイスケースに注いで冷凍庫で凍らせて、またわんゴハンに使ったり、人ゴハン用に美味しいスープの素としても活躍しています。
黄金のチキンスープを完成させている間に、先ほど取り上げた手羽元が少し冷めてきました。
ここで骨と身に分けますよ。
カツオは今回お刺身なので、わんずひと口大にカットするだけ。
お刺身を使ったお魚ゴハンは楽チン!です。

鶏手羽元の骨は、鍋で一緒に煮込むので(あとで取り出すのを忘れずに)、神経質に身を剝がさなくても大丈夫。
さあ、もう完成したも同然。
料理は下ごしらえが完璧なら、8割9割は完成しているのと同じ。
と、昔の中国の偉い人が言っていたような、言ってないような…。
今度はサブメニューに欠かせないお野菜さんたちです。
今日は冷蔵庫から、このメンバーに集合してもらいました。

・白菜
・小松菜
・にんじん(すりおろし)
・キャベツ
・セロリ(葉も含む)
・油揚げ
・大葉
・かぼちゃ
・コーン(冷凍)
・さつま芋
・切干し大根
・ホワイトマッシュルーム
・大豆(水煮)
・ブロッコリーの茎
・切り昆布(水で戻したもの)
・玄米せんべい
・オートミール
・カットトマト缶
冷蔵庫のものは、わんずたちと人間の生命共同食材。
わんゴハンを作るようになってから、野菜ひとつ買ってくるのも、栄養素や効能を考えながら選ぶようなりました。
食はバランス。
人もわんこも同じですね。
仕上げ用に入れる食材以外の煮込み用野菜を、いつものように「肉鍋用チーム」と「魚鍋用チーム」に分けます。
それぞれの鍋ごとにみじん切りか、まとめてフードプロセッサーにかけたら、用意した2つの鍋、それぞれに投入!

さあ、ここでオリジナルの黄金のチキンスープの出番です。
写真手前は、今回鶏の手羽元ゴハンを作る「お肉用鍋」。
細かくした材料を鍋に入れたら、かぶるくらいのチキンスープを注ぎます。
写真奥の鍋はカツオゴハン用の「魚用鍋」なので、作り置きの凍らせておいたしじみスープをのせました。
不足分の水分はお水を足して。
ここで火を入れて、煮込み開始!
肉鍋にチキンスープを入れたら、今度は身を削いだあとの骨を入れますよ。

煮込む前に入れて、骨の旨味と栄養をふんだんに使いましょう。
チキンスープと骨を入れたら、いつものわんゴハン用のニトリの極小鍋では入りきらなくなりました。汗
このあと、手羽の身も入れますから完全に容量キャパオーバー。
急遽、もう少し大きい鍋に移し替えました。
沸騰するまで弱火~中火で煮込みます。
材料に火が通ってきたら、肉鍋には手羽元の身を、魚鍋にはカットした生のカツオを入れますよ。

鶏手羽元の肉鍋が火鍋のように赤いのは、辛口に作ったからではありません。
トマト味にしてみよう、とカットトマト缶を少し入れたからです。

わんゴハン用には3分の1くらい使って、残りは人ゴハンのトマトスープになります。
トマト風味も加わって、グツグツ煮込まれる鶏鍋からは作りたてのチキンスープの香りも。
ああ、この香りをつまみに一杯いける。

ルネッサーンス!
あとは、吹きこぼれないように火加減の調節をしながら、鍋たちを見張ります。
煮込めば煮込むほどトロトロ感が出てきて消化にも良さそうです。
カツオを入れた魚鍋からも磯野カツオ…じゃなくて、磯の香りが漂ってきました。
ん?
磯の香り?
磯野 香?
もしやカツオと同級生のカオリちゃんって、将来カツオとケッコンするテイってことか!?
そうだったの!?長谷川町子センセイ!
…我ながらすごい発見をしてしまった。
ときを戻そう。
すべての材料が煮込まれて一体化してきた頃を見計らって、仕上げの材料を投入します。

手羽元の肉鍋には、オートミール。
磯野カツオの魚鍋には、玄米せんべいを入れました。
ここから3、4分更に煮込んだら完成です!
完成したら、恒例のお味見タイム。

鍋の大きさがずいぶん違いますね。
左の鶏手羽元鍋のほうには、まだ煮込んだ骨が入っています。
ここで、骨は忘れずに取り除いておきましょう。
お役目ご苦労さん、です。
黄金のチキンスープで煮込んだ鶏手羽ゴハン、サイコー!
磯の風味だだよう、カツオゴハン、いけるー!
今回も大成功。

2わんずの朝晩3日分ゴハンが完成しました。

魚ゴハンには、あおさをトッピングして、
より磯野カオリ感を出してみました。
【モノローグ】
オットパン
東京の空は、昨日の春の嵐がウソのように晴れ渡りました。
風も生ぬるくて、今年に入ってからはじめての上着なしのお散歩です。
先日新調したわんこ服、ふたりともよくお似合いです。

ここも桜の名スポットなんだけど、まだまだ咲く気配はありません。

雨のあとだからか、ポカポカ陽気というよりは、湿ったような暖かさ。
梅雨のような体感です。
ああ、またわたしの大嫌いな夏がやってくる。
暑いのが嫌い。汗をかくのがいや。血と汗と涙の結晶なんて不衛生この上ない。
いちねんの内で、もっとも体調が悪いのがこれからの季節なのです。
夏の唯一の楽しみといえば、ジリジリ照りつける太陽を横目に、窓をしっかり締め切って、エアコンの温度を20度くらいに下げ、ブルブル震えながら冬用毛布にくるまった上で、読書しながらハーゲンダッツをバカ食いすることくらい。
夏がやってくるその前から、早く冬にならないかなあ、と願うばかりです。
昼過ぎのブランチには、夫がパンを焼いてくれたので焼き立てパンをいただきました。
パンを焼いたといっても、完全自動のホームベーカリーなので、材料入れてボタンを押すだけ。

それでも、人が作ってくれたものって自分で作るよりも何十倍も美味しく感じませんか?
週末の夫はひたすら暇を持て余している風でジャマなので、
「週末は美味しい焼きたてパンが食べたいなあ、作って欲しいなあ」と提案して、
夫用にホームベーカリーをネット注文しました。
わたしが使い方を知ってしまうと、作り方にいろいろ注文を出してしまいそうなので、夫専用の家電ということにして、わたしは説明書も一切読んでいません。
週末になると夫はエプロンを腰に巻き、張り切ってパン作りに勤しんでいるようで何よりです。
正直、スーパーでもそこそこ美味しい食パンが150円も出せば買えるっちゃあ、買えますが、ホームベーカリーのいいところは、好きな具材をパン生地に練り込めるというところ。
たとえばこの食パンには、なかなか使い道がなくてキッチンの棚でしばらく放置していた「はちみつ」をふんだんに練り込んでもらっています。
別の日には、食べきれずに余っているバナナチップスと、サラダ用に取ってあったアーモンドスライスとクコの実を、パン生地に練り込んで作ってもらいました。

練り込んだといっても、練り込んだのは夫ではなく、あくまでホームベーカリー。
しかし、「美味しい美味しい!やっぱり夫がつくる食パンは、スーパーのとは味が違うよね!」
「パン作りの天才じゃないの?わたしにはとても作れません。もうお店出した方がいい」
などと過剰評価をすると、また張り切ってエプロンを巻き、提案した材料を放り込み、ホームベーカリーのボタンを押してくれるのです。
それはそれは得意げに。
来週も、我が家の変わり種食パンに期待しています。
「Dr.キッチン講座」
マッシュルーム
今日のお題は「マッシュルーム」だよ。
マッシュルームは、洋風料理の煮込みによく使うわよね。
そういえば、マッシュルームは白いの、黒っぽいの、スーパーでいろいろ見かけるような…
マッシュルームは「ホワイト」「オフホワイト」「クリーム」「ブラウン」の4種類があるんだよ。
色によって味が違ったりするのかしらん?
スーパーでよく見かける「ホワイト」と「ブラウン」を味で比べると、
「ホワイト」のほうはクセが少なくてスッキリした味、
「ブラウン」のほうはやや味が濃厚に感じるよ。
わんゴハンにも使いやすい「マッシュルーム」の栄養を詳しく見ていこう!

栄養素
・パントテン酸
・カリウム
・銅
・食物繊維
・ビタミンB₅
効能
・体を温める効果
・ガン予防
・口内炎、皮膚の炎症を抑制
・下痢による腸の炎症を抑制
・口臭や便臭の抑制
・塩分の排出効果
調理法
・ホワイトマッシュルームは生食可
・生よりも、乾燥か冷凍することで栄養価がアップするので、保存は冷凍がおすすめ
・ブレンダーで粉末にして与えると、消化吸収率がアップ
・みじん切りにして加熱する
・軽く炒めてから細かくカットする
◇ブログの応援おねがいします◇
今日はじめて覗いてくださった方もご縁に感謝いたします。
「わんずキッチンはじめました」は、下記2つのブログランキングに参加しています。
今回の記事を気に入ってくださいましたら、ぜひバナーのクリックをお願いします。
あなたのワンクリックでランキングが上がると、管理人およびシナモン家わんずのモチベーションもますます上がります!
微力ではありますが、これからも皆さまのハッピーな生活に少しでも役立つわんゴハン情報や、憩いのコラムなどお届けできるよう、努力してまいります。
シナモン
待ってるね!!